風俗の求人情報には、寮が用意されている記載が良くあります。
様々な事情で自宅を出なければならない女性にとって、寮の存在は魅力的に見えるものです。
ここでは、風俗店の多くで寮が準備されている理由や、寮のメリットとデメリット、さらに、請求される寮費について紹介したいと思います。
風俗では寮を利用できる場合が多い
風俗店の多くが、所属する風俗嬢のために寮を準備しています。
ただ、寮と言っても特別な建物があるわけではなく、一般的なアパートやマンションを、お店が女性のために借り上げたものです。
風俗店の寮は、様々な事情を抱えた女性のために用意されているものです。
家出をした女性や、パートナーからの暴力に逃げている女性、離婚したばかりの女性などには行き場がない場合が多く、そのような女性が安心して働けるように寮を用意しているのです。
また、出稼ぎで地方から上京したりする女性のためにも、寮は利用されるようになっています。
寮に入るためには入店時の面接で申告すれば大丈夫です。
ただ、多くの風俗店では入寮に際して、女性に条件が課されることが多くなっています。
寮には有料の場合と無料の場合がある
風俗店が提供する寮は、有料な場合と無料な場合があり、それぞれに長所と短所があります。
有料の寮は標準的な風俗店で提供されるものです。
ワンルームマンションのような建物が寮として提供される事が多く、女性が単独で入居することになります。
ワンルームマンションなので、綺麗な部屋な場合が多く、ペット可なケースもあります。
有料の寮で問題となるのは、やはり寮費です。
寮費は日割りで請求されることが多く、相場は1日3000円〜4000円です。
月額に換算して9万円から12万円という金額になるので、通常の一人向け物件に比べ、賃料負担が重くなります。
寮費が高くなるのは、女性が入居していない時の家賃についても風俗店が負担しなければならず、その負担の一部が女性に請求されるためです。
一方、寮費が無料な場合には、金銭的な負担は抑えられるものの居住性は悪化します。
無料の場合には、3LDKほどのマンションやアパートに複数の女性が一緒に共同生活する形が一般的です。
それぞれの女性に1部屋与えられる場合が多く、タコ部屋のように1部屋に複数の女性が押し込まれるのは例外的です。
それでもキッチン、トイレ、浴室、洗面化粧台などは共同での使用となります。
同僚女性と共に生活するため、プライバシーを守ることが難しく、対人関係でストレスを抱えてしまいがちになってしまいます。
寮に入ると、お店への貢献が求められる
風俗店の寮には、入店が決まったその日から入れます。
通常の賃貸物件で求められる敷金、礼金のような初期費用は一切必要なく、お金が全くない状態で入居できます。
ただし、寮に入るには条件が課される場合が多くなっています。
出勤日数について多く求められたり、週末にかならず出勤するよう要請されたりするのです。
これらの条件は面接において決定されますが、お店も慈善事業として寮を提供しているわけではないので、寮を利用するのであればお店に協力する必要があることを認識しておきましょう。
最初の期間だけ利用する方が経済的な場合も
寮費が有料な場合、周囲の不動産相場よりも家賃は高めです。
もちろん、敷金、礼金の初期費用がいらないので入寮するメリットはありますが、長く寮に滞在するよりは、早く稼いで一人暮らしをしたほうが経済的です。
寮費が無料の場合も同様です。
経済的なメリットはありますが、無料な寮だと同僚女性と共同生活を強いられることが多く、トラブルが発生しがちになります。
風俗店に入店した最初の1月ほどは寮で生活しつつも、その間に貯蓄をして新生活を開始する準備をするべきです。
一人暮らしを始めるには20万円ほどの費用が必要になりますが、風俗の稼ぎであればひと月で十分に稼げます。
寮の利用は、風俗で働き始めた最初の期間に限定したほうが、経済的なのです。
まとめ
風俗店には、出稼ぎや家出した女性のために寮が用意されていることが多くなっています。
風俗店の寮は、一般のアパートやワンルームマンションを風俗店が借り上げているもので、有料の場合と無料の場合に分かれています。
有料の場合には、綺麗な部屋に住めますが、若干高めの寮費が請求されます。
無料の場合は経済的な負担がないものの、同僚女性との共同生活が強いられ、対人関係の面でストレスを抱えてしまいます。
そこで、寮を利用するのは風俗店に入店した初期の頃に限ったほうが望ましいのです。
最初のひと月でお金を貯め、一人暮らしを開始したほうが、精神的にも経済的にも安定して働けるようになります。
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